11/10Webセミナー「化学者そして大学教員として – “ユビキタス元素”によるサステナブルな社会への貢献」

「化学者そして大学教員として – “ユビキタス元素”によるサステナブルな社会への貢献」

日時:2021年11月10日(水)17時00分~18時30分

講師:ミュンヘン工科大学教授 井上茂義氏

内容

化学者と聞いて何を思い浮かべますか?やはり白衣を着て暗い実験室でフラスコを持っているイメージでしょうか?危険な爆発物をボコボコと作っているイメージでしょうか?一般には少し分かりにくい化学者という職業をミュンヘン工科大学教授の井上茂義先生が、やさしく講演してくださいます。

また、化学者としてだけではなく、教育者としての大学教員という立場から日独の研究及び教育環境の違いも含めてお話しして頂きます。

さらに、講演では井上先生の専門分野である地球上に豊富にある元素(ユビキタス元素)を用いた分子レベルでのものづくりについてもわかりやすくお話しして頂く予定です。ケイ素やアルミニウムは、地殻中で酸素に次いでそれぞれ二番目、三番目に多い元素です。そのため私たちの身の回りはケイ素やアルミニウムで溢れています。例えば、単体ケイ素を用いた太陽電池やコンピューターのチップなどが代表的な例です。アルミニウムは、アルミホイル、飲料缶、一円玉硬貨、自動車や航空機などの素材が有名ですね。これらのユビキタス元素を用いた新規材料開発や新規触媒開発の研究は、環境への負荷が少ない持続可能な資源循環型社会の構築へ貢献できると考えられています。

多くの方に興味を持って頂ける内容となっておりますので、皆様ぜひご参加ください。

講師略歴

2003年 筑波大学卒業、2005年 筑波大学修士号取得、2008年 筑波大学博士号(理学)取得。ベルリン工科大学フンボルト財団研究員/日本学術振興会海外特別研究員、ベルリン工科大学教授を経て、2015年より現職。現在、ミュンヘン工科大学化学科で触媒化学センター及びケイ素化学研究所にも研究室を構えており、WACKER社等と産学官に資する共同研究も多く推進している。

文部科学省NISTEP賞(2018年)、日本ケイ素化学協会奨励賞(2017年)、日本化学会進歩賞(2015年)等の日本国内の賞に加え、ドイツ研究振興協会オイゲン&イルゼ・ザイボルト賞(2020年)、ドイツ化学会カール・デュイスベ

主催:ミュンヘン日本人会

言語:日本語

申込:下記サイトから申込み下さい
https://forms.office.com/r/xz2BDdFySB

〆切113日(水)17                      

参加方法:Webアクセス情報等はセミナー開催が近くなりましたら申込みフォームに記載頂いたメールアドレス宛にお知らせします。11月8日(月)までにメールが届かない場合はミュンヘン日本人会事務局(japanclub1@mnet-online.de)まで連絡下さい。また、迷惑メールフォルダ等も確認下さい。 

参加費:法人会員・個人会員:無料、非会員:EUR30/人

非会員の方につきましては、本セミナーと同時にミュンヘン日本人会へ入会申込を頂いた場合、セミナー参加費は無料と致します。入会申込方法は、ミュンヘン日本人会ホームページ(https://www.japanclub-munich.de/wp/teilnehmen)をご覧下さい。非会員の方は11月3日(水)までに下記口座へ参加費を振込み下さい。

  • 銀行口座 :Münchner Bank eG
  • 口座名義Kontoinhaber : Japan Club Muenchen e.V.
  • 口座番号Konto-Nr.:48992
  • 銀行番号BLZ: 701 900 00
  • IBAN : DE08 7019 0000 0000 0489 92
  • BIC  : GENODEF1M01

なお、摘要欄に「10.11.2021 Webinar 」とご入力下さい。

問合せ先: ミュンヘン日本人会事務局(japanclub1@mnet-online.de